㈱Hacobuは3月12日、3月17日に本社を移転すると発表した。新オフィスは「JUNCTION-合流点」をコンセプトに、人々が集い議論を深める場としてデザインしている。

事業拡大に伴い、Hacobuの社員数は150人に増加した。職種を超えたコミュニケーションを活性化し、より効果的な議論の場を提供するため、オフィス移転を決定。新オフィスはフレキシブルでオープンなコミュニケーションが促進される環境を目指している。
●新本社概要
住所:〒108-0014 東京都港区芝5丁目29番11号 G-BASE田町4階
アクセス:「三田駅」A3出口より徒歩2分(都営浅草線・三田線)、「田町駅」西口より徒歩4分(JR京浜東北線・山手線)
●新オフィスコンセプト:「JUNCTION-合流点」
異なる考え方や視点が交差し、新たなアイデアが生まれ、実現につながる空間を目指している。さらにJUNCTIONには「合流」だけでなく「分岐」の意味も込められており、点と点がつながり、合流地点が活発化することで、新たな発想や活動が別の地点へと広がっていくイメージを体現したとしている。その背景には、Hacobuが大切にしているValue(価値観)があり、そのValueをオフィス空間に反映させ、チームで議論しやすくなる工夫を施したことにより、“正・反・合”の対話を重ね、物流課題解決の最善解を模索していくとしている。HacobuのValueの1つ「“正・反・合”で対話しよう」は、意見を出し合い、対立する視点を調整して新たな結論を導く考え方としている。その基盤となるのが「データ」という事実であり、データをもとに多角的に検討し、最適な解決策を見つけることが持続可能な物流インフラを実現する鍵になると同社では考えている。
①完成しないオフィスで自由に活動
新オフィスでは、事業の進化や多様な働き方に対応できる「完成しないオフィス」を実現した。常に変化を受け入れる柔軟性を持ち、成長する組織に最適な環境を提供する。用途に応じて形を変えられるフレキシブルな空間設計や什器により、個人作業からチームのコラボレーション、さらにはプロジェクト単位のダイナミックな活動まで幅広くサポートする。変化を前提とした新本社オフィスは、働く人々の創造性と生産性をより一層引き出すことを目指している。
②コンパクトな会議室で、1on1ミーティングをサポート
旧オフィスの会議室の使用状況を分析した結果、1on1ミーティングの利用が特に多いことが判明。出社時に1on1でのコミュニケーションが活発である一方、会議室が不足し、利用できないケースも発生していたとしている。
そうした課題を解決するため、新オフィスではコンパクトな会議室や談話スペースを増設。これにより、チームの垣根を超えた密なコミュニケーションをより円滑に行える環境を整備した。
③顧客との交流を重視
今後は、顧客を招いた交流会や勉強会を開催していくとしている。より多くのステークホルダーとリアルな接点を持つことで、柔軟な発想で本質を捉える「Think outside the box」の発想を生み出すとしている。