㈱ギークプラスは2月21日、TOYOROBO㈱と、ギークプラスが提供するロボティクスソリューションの提案導入、保守メンテナンス業務支援を目的とする業務提携契約を締結したと発表した。TOYOROBOは㈱HAI ROBOTICS JAPANの前代表取締役である新井守氏が2024年10月に創業した、物流プロセスの標準化・自動化・効率化に向けた物流ロボット技術の導入支援および統合コンサルティングを専門とする企業。

物流倉庫へのロボティクスソリューション導入時の課題として倉庫管理システム(WMS)や出荷管理システム(OMS)、他社製ロボットなど様々なシステムとの統合が不可欠だが、適切な統合がなされない場合、データの断絶やボトルネックが発生し、想定通りのパフォーマンスが発揮できない可能性があるとしている。

ギークプラスはグローバルで自律型協働ロボットを30か国以上・3万台以上、そのうち日本地域では3,000台以上を導入してきた実績から、物流ロボティクスソリューションの導入およびシステム統合をはじめ、導入製品が最適なパフォーマンスを発揮できるオペレーション設計と保守体制を構築することが可能。今回のTOYOROBOとの業務提携により、ギークプラスの顧客に対する倉庫自動化をより一層円滑に推進していくとしている。今後、TOYOROBOがギークプラスのロボティクスソリューション販売代理業務を担うことも検討している。

●両社代表のコメント
TOYOROBO㈱ 代表取締役社長 新井守 氏
本提携により、ロボットの導入から保守メンテナンスに至るまで、一貫したサポートを提供するワンストップサービスを強化し、お客様の期待に応えられるよう努めてまいります。今後も、革新的な技術とサービスを通じて、持続可能な物流の発展に寄与し、業界全体の進化に貢献してまいります。

㈱ギークプラス 代表取締役CEO 加藤大和氏
この度の業務提携により、これまで以上に市場に対して価値あるソリューションを提供できると確信しています。物流業界が直面する課題を共に解決し、持続可能な未来を築くために、今後の連携をさらに強化していきます。ギークプラスは、これからも物流×テクノロジーの分野で挑戦を続け、業界の革新を推進してまいります。