JA三井リース㈱は1月31日、連結子会社のJA三井ストラテジックパートナーズ㈱(JMSP)を通じて、物流業界向けロボットサービスを提供するプラスオートメーション㈱(+A)と資本業務提携を行ったと発表した。
今回の資本業務提携により、+Aが提供するサービスとJA三井リースグループのソリューション、営業基盤や顧客ネットワークを組み合わせることで、物流現場の課題解決に貢献していくとしている。
JA三井リースは、中期経営計画「Real Change 2025」の基本方針に「ビジネスモデル転換による専門領域の事業拡大」を、サステナビリティ経営のマテリアリティ(重要取組課題)に「技術革新による豊かな社会の実現に貢献」をそれぞれ掲げ、金融の枠組みを超えたパートナーシップを拡大している。物流業界が抱える課題解決に向けて、サプライチェーンとJA三井リース独自のソリューションにより、自動化倉庫および輸配送を含めた包括的な物流サービス事業の実現を目指している。
JMSPは2024年11月に設立され、今回の出資が第1号案件となる。JA三井リースグループが培った知見・ノウハウ・ネットワークを活かして資本提供に取り組むことにより、社会・企業が抱える課題の解消や顧客・パートナーの利便性向上を実現していくとしている。
+Aは「倉庫の自動化をもっと身近に、簡単に。」をコンセプトに、サブスクリプション型の物流サービスを提供するリーディングカンパニー。物流ロボットにより倉庫・現場オペレーションの効率化を推進しており、主力ロボットである「t-Sort(仕分けロボット)」を中心に全国150拠点、5,000台以上のロボット導入実績を有している。

●提携先企業概要
社名:プラスオートメーション㈱
事業所所在地:東京都江東区大島3-1-6
設立日:2019年6月18日
代表者:代表取締役社長 山田章吾氏
事業内容:物流向けロボットサービスプロバイダ―、RaaS(Robotics as a Service)、ロボット販売、輸入代理店
URL:https://plus-automation.com/company/

