三菱ロジスネクスト㈱は1月16日、顧客に提供するサービスのさらなる品質向上を目的とした「第3回 サービス技能コンテスト マイスター選考会」を開催した。同コンテストは、同社の国内直系・オーナー系販売会社に所属する全国約3,000名のサービススタッフを対象に、出身・年齢・職位を超えて日本各地から集まったサービススタッフが、技術・知識・応対における技能を競い合い、サービス技能向上への意欲を高めるほか、販売会社間の交流、学び合いを通じて顧客に提供する「安全・安心・信頼のサービス」を向上し続けることを目的に開催しているもの。2019年の初開催以降、定期的に開催し、今回で3回目となる。

サービスマイスター認定

今回は、販売会社の推薦を受けてエントリーした86名に対して、予選として筆記試験を実施。その内容は、フォークリフトの構造・機構、フォークリフト整備全般(サービスツール含む)、関係法令、応対力等、整備に必要な幅広い知識を問うものとした。

同日、予選を勝ち抜いた15名が実技会場(同社本社内)に集まり、“安全・安心・信頼”の技能を競う「マイスター選考会」に臨んだ。

同選考会は、制限時間内にリーチタイプのバッテリフォークリフト「PLATTER」、またはエンジンフォークリフト「ERSIS」・「GRENDiA」の故障診断を行う実技形式で実施。顧客役の審査員への挨拶に始まり、問診、状態確認、不具合個所の特定、修理・部品交換、顧客への説明まで、各出場者が日頃の業務を通じて磨いたサービスの総合力を競い合った。

マイスター選考会の様子

審査項目は安全作業を含め50項目以上に及び、技術・知識・応対・安全作業の全てにおいて優秀な成績を収めた上位5名に、優秀で最高レベルの実力を有し、全サービススタッフの模範となる者として“サービスマイスター”の称号を授与した。

また、翌17日に認定された5名による「マイスターエキシビション」を開催し、観戦者の投票により、ロジスネクスト東京㈱の西澤翼選手がMVPに選出された。選出後の表彰式で、西澤選手は、「自分の持っている以上の力は出せない、日常から培ってきた自分の力を信じよう、という気持ちで臨みました。マイスターという称号に憧れもあったので評価されたことは嬉しいです」とMVPに選出された喜びを語った。

マイスターエキシビションの様子

表彰式の様子