国土交通省は1月6日より、コンテナターミナルゲート(CTゲート)の高度化に必要な施設の整備に対する補助事業における事業者公募(第2回)を開始した。(応募締切:令和7年2月4日)

同省はコンテナターミナルにおける生産性向上や労働環境改善のため、令和元年度から「ヒトを支援するAIターミナル」の実現に向けた取り組みを行っており、その一環としてコンテナターミナルにおけるコンテナの搬出入に係るゲート作業を迅速化・効率化するため、令和6年度から同補助事業を新設した。

●CTゲート高度化補助制度概要
コンテナ船の大型化によりコンテナ積卸個数が増加することで、トレーラの来場時間が特定の日時に集中し、ゲート前での渋滞発生の要因となっている。また、近年、労働力人口の減少や高齢化の進行により、港湾労働者やトラックドライバーの労働者不足が懸念されている。今後も将来にわたって働き手を確保するためには、労働環境を改善し、職業としての港湾労働の魅力を向上させる必要がある。それら課題を解決するため、コンテナターミナルにおけるコンテナの搬出入に係るゲート作業を迅速化・効率化するために必要な施設の整備に対する補助事業を行い、コンテナターミナルゲートの高度化を支援する。
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001854611.pdf

公募期間:令和7年1月6日(月)~令和7年2月4日(火)17:00
応募要領および提出書類の詳細(要確認)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001854612.pdf
https://www.mlit.go.jp/report/press/port02_hh_000207.html

なお、今回の公募は令和7年度予算成立後、速やかに事業を開始できるようにするため、予算成立前に公募するもの。補助事業者の決定や予算の執行は、令和7年度予算の成立が前提となる。