ヤマトホールディングス㈱(ヤマトHD)は12月4日、「KURONEKO Innovation Fund 2号(KIF2号)」(運営者:グローバル・ブレイン㈱)を通じて、世界中の地元企業等の空きスペースと手荷物を預けたいユーザーをマッチングさせるプラットフォームの運営を通じた手荷物預かりサービスを提供する米国スタートアップのBounce, Inc.(Bounce)に出資を実行したと発表した。

Bounceのアプリケーションのイメージ

Bounceは世界各地の空きスペースと手荷物を預けたいユーザーをマッチングさせるプラットフォームの運営を通じた手荷物預かりサービスを提供。北米、ヨーロッパ、アジアなど世界4,000以上の都市で地元企業と提携し、現在は、1万3,000か所以上の保管スペースをユーザーに提供している。専用サイトまたはアプリケーションから希望の保管スペースを予約し、オンラインで決済するだけで簡単にサービスを利用できるため、数百万人にのぼる世界中のユーザーに利用されている。

今回、KIF2号は、Bounceが着実に企業成長を続けている点や、インバウンド領域におけるシナジー効果が見込まれる点を評価し、出資を実行した。KIF2号のポートフォリオにBounceを組み入れることで、両社が持つ技術と知見を相互に提供し合い、さらなる事業の成長を目指していくとしている。

●Bounce, Inc.について
設立:2017年8月
本社所在地:San Francisco, United States
代表取締役CEO:Cody Candee
事業内容:手荷物預かりサービスの提供
URL:https://usebounce.com/ja