神奈川県川崎市と川崎未来エナジー㈱、ヤマト運輸㈱は12月2日、官民連携による再生可能エネルギー由来電力を地産地消するヤマト運輸高津千年(ちとせ)営業所の取り組みについて、環境省が主催する「令和6年度気候変動アクション環境大臣表彰」の「先進導入・積極実践部門(緩和分野)」において「気候変動アクション環境大臣表彰」を共同受賞した。受賞に伴い、同日、表彰式が行われた。

表彰式の様子。左から川崎市の三田村有也副市長、ヤマト運輸 執行役員(南関東統括)の松井克弘氏、環境省の土居健太郎地球環境局長、川崎未来エナジーの井田淳代表取締役社長

「気候変動アクション環境大臣表彰」は、気候変動の緩和および気候変動への適応に顕著な功績のあった個人・団体に対し、その功績をたたえて環境省が表彰するもの。1998年から開始した同制度は「令和6年度気候変動アクション環境大臣表彰」で27回目の開催となる。
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/min_action_award/index.html

今回の受賞は、川崎市の脱炭素先行地域において、官民連携による再エネ電力の地産地消を実現したヤマト運輸高津千年営業所の取り組みに対するもの。気候変動緩和への貢献度、波及性、持続性、刷新性に加え、先進的な取り組みを実践することで具体的な温室効果ガス削減効果を出している点等が総合的に評価されたとしている。