国土交通省は9月17日、「ダブル連結トラック」の対象路線を拡充すると発表した。

同省は1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能な「ダブル連結トラック」を平成31年1月に本格導入して以降、これまで対象路線を順次拡大してきたが、今回、物流事業者のニーズ等を踏まえて北海道、首都高速、阪神高速での通行区間を初めて追加するほか、災害時の迂回路となる上信越道、北陸道、中国道等でも拡充(現在の5,140kmから6,330km へ)を行う。

そこで同日より、新たな対象路線を含めた区間で特殊車両通行許可申請の受付を開始した。

●拡充する路線
物流事業者からのニーズ等を踏まえ、道路構造、休憩施設について物流事業者の運行計画をもとに確認、検討を実施し、主な通行経路となる区間を拡充

(別紙1)https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001763084.pdf

●今後の取り組み
・高速道路SA・PA でのダブル連結トラック優先駐車マスを順次整備
 ※休憩予定施設の整備計画について

(別紙2)https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001763084.pdf

・引き続き、運行状況や物流事業者のニーズを踏まえて主な通行経路となる区間について検討