(一社)日本物流団体連合会(物流連)は7月10日、大阪府で令和6年度 第2回「物流分野における低炭素・脱炭素化推進に向けた情報交換会」を開催した。
同情報交換会は国や産業界、物流業界におけるカーボンニュートラルへの取り組みについて情報交換を行う目的で年数回、不定期で開催しており、環境負荷の軽減に取り組んでいる施設見学会も行っている。
今回はメンバー14名が参加し、シップヘルスケアホールディングス㈱のグループ会社である小西医療器㈱ 大阪ソリューションセンター(大阪府門真市)の施設見学会を実施した。
オープンイノベーションの場として様々なメーカーとの共同開発で誕生した同センターは、「業界初の最新物流技術による生産性・正確性を追求した次世代型の医療材料物流『スマートメディカルソリューション』により、様々な課題を解決するとともに、価値ある物流を届けることを目指し、新しい医療材料物流を切り開くこと」を目的として開設されたもの。
RFIDラベルを用いた商品管理、無人搬送車(AGV)、自動ラック倉庫など最先端の取り組みを見学し、活発な質疑応答がなされた。
●「大阪ソリューションセンター」見学の様子
その後、大阪市内の会議場へ場所を移し、今回見学した内容と、参加メンバー各社の最近のカーボンニュートラルへの取り組みについてメンバー間で意見交換が行われた。