(一社)日本物流団体連合会(物流連)は、選考委員会(委員長:流通経済大学 野尻俊明理事長)の審議を経て、第25回「物流環境大賞」の各受賞者を決定した。
そのうち、「大賞」は、味の素冷凍食品㈱ならびにF―LINE㈱が共同で取り組んだ「冷凍食品の環境にやさしく持続可能な幹線輸送の実現」が受賞した。温度管理が厳しい冷凍食品を貨物鉄道輸送に転換したことと、船・鉄道・トラックの3パターンでのモーダルコンビネーションを推進し、海上・鉄道輸送の比率を上げた点により、大きくCO2排出量削減に貢献したことが評価された。
そのほかの各賞として「低炭素物流推進賞」3件、「サステナブル活動賞」1件、「日本物流記者会賞」1件、「特別賞」19件を選定した。「先進技術賞」は対象なしだった。なお、表彰式は6月28日14時30分より「第一ホテル東京」で開催される予定。
●各賞概要・各受賞概要
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