大塚グループの物流を担う大塚倉庫㈱は5月8日、社会貢献と社員教育を目的に認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパンに寄付を行ったと発表した。

同社は、大塚グループおよび同社の企業理念である“Otsuka-people creating new products for better health worldwide”のもと、人々のより豊かで健康な暮らしに貢献するメーカー物流会社として、社会課題の解決に取り組んでおり、ルーム・トゥ・リードへの支援は、「子どもの教育が世界を変える」という活動信念に共感し、2015年より行っている。

今年は、同団体のラオスにおける識字教育プログラムを通じて、子供達800人のサポートに相当する寄付を実施した。これまでに累計5,129名の子供達のサポートを実現している。

また、寄付をするだけでなく、実際に支援したプログラムがどのように現地の教育に活かされているのかを知る機会もルーム・トゥ・リードより提供されている。

2024年3月、コロナ禍を経て4年ぶり6度目となる視察として、ラオス(ルアンパバーン)の小学校を共に訪問した。今回は社員7名が訪問し、実際の教育現場を視察すると共に、社員自ら現地で交流活動を行うことで、グローバルかつ幅広い視点を養い、培った知見を会社の成長へと繋げる社員育成プログラムとしても活用している。

寄付された本で読み聞かせをする様子(ラオス・ルアンパバーンの小学校にて)

●「ルーム・トゥ・リード」について
http://japan.roomtoread.org/

“子どもの教育が世界を変える”との信念に基づき2000年に設立され、非識字やジェンダー間の不平等のない世界を実現するために活動している。歴史的に低所得地域に住む子供達が識字能力と読書習慣を身につけ、少女達が中等教育を修了し、人生の重要な決断をするためのスキルを身につけられるよう支援することにより、その目標を達成しようとしている。政府やパートナー団体とも協力し、現在までに24か国、19万2,000か所以上の地域で3,900万人以上の子供達へ教育を届け、2025年までに4,000万人の支援を目標としている。