国土交通省は3月15日、ドローン物流の円滑な航行を支援するため、河川上空におけるドローン物流の航行、およびその航行に必要な施設を整備する際の手続き等について基本的考え方(標準案)を公表した。

ドローンを活用した荷物等の配送は、物流分野の担い手不足等の状況の下注目が集まっており、特に河川は地上の構造物や上空の障害物が比較的少ないことから、ドローン物流への活用が期待されている。

今回の基本的考え方は、「ドローンを活用した荷物等配送に関するガイドライン(国土交通省)」を補完するものであり、今後さらにドローン物流が活性化し、複数のドローンが飛び交う将来を見据えて適時適切に内容の見直しを行う。

基本的考え方(標準案)を基に、個別の河川で定めているルールや情報提供の内容等を加筆し、各河川における基本的考え方を順次作成し、公表する。

●【概要】ドローン物流における河川上空の活用円滑化に向けた基本的考え方(標準案)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001730627.pdf

●ドローン物流における河川上空の活用円滑化に向けた基本的考え方(標準案)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001730628.pdf