AZ-COM丸和ホールディングス㈱は9月25日、同社代表取締役社長の和佐見勝氏が、その所有する資産の一部について、下記の通り同社グループの従業員および役員を対象に、現金で贈与すると発表した。

●贈与の内容
同社グループの社員、パート従業員、役員を対象に、同社代表取締役社長の和佐見勝が所有する現金を贈与することとした。現在の対象者は役職員約5,000人、パート従業員約1万人、合計約1万5,000人で、今後の新規採用等によって対象者数は増える見込みとしている。

●贈与金額
総額50億円以上(予定)

●贈与の目的
1973年の設立以来、同社発展のために尽力し、共に働いてきた従業員および役員への感謝の意を表し、さらなる業績の向上および企業価値の最大化への意欲を一層高めるために「設立50周年記念」として実施するもの。

近年、同社グループはM&A等によって事業会社数が拡大している。このように新たに同社グループの一員となった会社の従業員および役員も今回の贈与の対象として共に設立50周年を慶び、グループの一体感が一層強化されることを期待しているとしている。なお、今後新たに同社のグループになる会社も贈与の対象としていくとしている。

●贈与予定日
2023年12月を初回として、分割して実施する予定。

●その他
和佐見氏が役職員への贈与を実施するのは、2018年に保有する株式(贈与時の時価約5億2,000万円相当)を贈与、2020年に所有する資産(現金)を10億円贈与したことに続き、今回で3度目。