㈱ユーエイは8月7日、福岡県田川郡の福岡工場に新たに成形棟を増設したと発表した。2023年10月からの稼動開始を予定している。

福岡工場新成形棟

新成形棟の稼動により、今まで複数建屋に分散されていた成形工程を集約し、効率化を図る。これにより従来より生産効率を向上させ、さらに顧客の要望に応えしていくとしている。

新成形棟の建屋および既存建物の屋根には太陽光発電パネルを敷設することにより、SDGsに掲げるCO2排出量削減の促進に貢献する。これにより、年間約120トンのCO2排出量削減を見込んでいる。今年度中に敷設が完了し、2024年4月以降の稼働を予定している。

成形工程では、従来より熱を使用して生産を行ってきた。これまでは設備の省力化を推進することにより、CO2排出量の削減を進めてきたが、今回の太陽光発電パネルの導入により、一層のCO2排出量削減を図り、環境負荷低減の取り組みを推進していくとしている。