三菱ロジスネクスト㈱は6月20日、同社100%出資の海外連結子会社であるオランダのMitsubishi Logisnext Europe B.V.(MLE)の子会社(三菱ロジスネクスト孫会社)であるスウェーデンのMitsubishi Logisnext Europe AB(MLSE)の工場機能を閉鎖することに関して、MLSEの労働組合と交渉を開始すると発表した。
●本労働組合との協議開始の理由
同社は、2017年のニチユ三菱フォークリフト㈱とユニキャリア㈱の事業統合による発足以降、グローバルでの経営効率化を推進している。欧州においても組織再編・業務統合等を順次遂行しているが、今回、欧州の連結子会社であるMLE傘下のMLSEの工場機能を閉鎖し、MLE傘下のフィンランドMitsubishi Logisnext Europe Oyを中心に生産集約することに関して、本労働組合との交渉を開始することとした。
●工場機能を閉鎖する子会社の概要
名称:Mitsubishi Logisnext Europe AB
所在地:Metallvagen 9 SE-435 82 Molnlycke, Sweden
代表者:Martin Bjorkroth
事業内容:フォークリフト等の製造・販売
資本金:SEK 48,000,000
従業員数:328人
株主構成:Mitsubishi Logisnext Europe B.V. 100%
設立年月日:1962年7月26日
●今後の見通し
2024年12月末までにMLSEでの工場機能を閉鎖する方向で本労働組合との協議を進めていくとしている。