㈱日新は5月1日、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」(省エネ法)に基づく「事業者クラス分け評価制度」において8年連続で優良事業者(Sクラス)評価を獲得したと発表した。

同評価制度は省エネ法においてエネルギー使用量(原油換算値)が年間1,500kl以上である事業者を特定事業者として定期報告書の提出を義務付け評価するもの。経済産業省が省エネの達成状況によりS・A・B・Cの4段階にクラス分けを行う。Sクラスは、5年間の平均原単位(エネルギー使用量の単位)を年1%以上低減する「努力目標」を達成した企業に与えられる評価。

同社では環境負荷の低減に取り組んでおり、中でもエネルギー使用量の削減においては、事業所施設の照明のLED化やエネルギー効率の良い最新設備への切り替え等を推進。エネルギー使用量の削減は世界的な取り組みであるCO2削減や日本政府が掲げる「2050年カーボンニュートラルの実現(温室効果ガス排出量実質ゼロ)」に向けて企業の社会的責任を果たすことに繋がるとしている。