㈱カインズは4月25日、福生市(東京都)と「災害時における生活物資の供給協力に関する協定」を締結したと発表した。

同協定は、福生市とカインズが、地震・風水害・その他災害時に被災住民等を救助するため、迅速かつ円滑に物資等の供給を行うことについて定めたもの。

カインズでは、災害時に物資が必要になる場合、福生市の要請に応じて、同社の物流拠点から簡易トイレや電池等の生活必需品のほか、ブルーシートや土のう袋等の応急対策物品を供給する。さらに、4月26日にグランドオープンする西友福生店をはじめ、福生市近隣地域の店舗からも状況に応じて物資を供給し、避難生活を余儀なくされた住民の困りごと解消のサポートを行う。

同社は2021年10月に策定した「くみまち構想」において、防災・災害対策を、日本の地域や暮らしが抱える様々な課題を分類した「くみまち15の共創価値領域」の1つとして位置付け、災害関連の協定を締結する等、全国の自治体と様々な取り組みを進めている。

今回の福生市との協定締結によりカインズが全国の自治体等と締結する災害関連の協定数は225となる。