三機工業㈱は4月10日、経済産業省と日本健康会議が顕彰する「健康経営優良法人認定制度」において、社員の健康管理を経営視点から戦略的に実践する「健康経営」の取り組みが評価され、「健康経営優良法人2023(大規模法人部門)」に認定されたと発表した。
同社は社員の長時間労働削減を健康経営上の第一の課題として捉え、働き方改革推進と合わせた健康維持・増進活動に取り組んでいる。2015年度に社長をリーダーとする全社横断的な「スマイル・プロジェクト」を通じた全社的な働き方改革を開始。2017年度には建設施工現場に特化した委員会「スマイル・サイト・プラン」を発足。施工管理者の業務負担軽減と生産性向上に向けた取り組みを継続的に進めている。また、各事業拠点ならびに施工現場において積極的な健康増進イベントの開催や、定期的なストレスチェックを通じて社員の心身に関する課題の抽出、産業医による生活習慣の改善指導、さらにウォーキングアプリを使用した健康に関するキャンペーンなど様々な施策を実施している。
同社のマテリアリティ(重要課題)の1つに「働く仲間の幸福の追求」があるように、今後も同社の社員の健康維持・増進に取り組み、より働きやすい環境づくりを進めていくとしている。