イオン㈱とイオンネクスト㈱は4月4日、2023年夏、“オンラインマーケット”としての新ブランド「Green Beans(グリーンビーンズ)」を立ち上げ、サービスを開始すると発表した。

Green Beans ロゴ

同時に、2021年に千葉市緑区誉田町に建設を着手した、最先端のAI・ロボティクス機能を導入するイオングループ初の顧客フルフィルメントセンター(CFC)を稼働する。

グリーンビーンズは2019年11月、イオンと提携した英国テクノロジー企業のOcado Group plcの子会社である英国Ocado Solutionsと共に、最新デジタル技術と機能を活用した画期的な買い物体験を提供する。AIとロボットを駆使した最先端のオペレーションとロジスティクス、パーソナライズされた快適なユーザーインターフェース、徹底されたコールドチェーンによる高い鮮度管理等により、これまでにないカスタマーエクスペリエンスを実現する。

●「Green Beans(グリーンビーンズ)」
グリーンビーンズは、先進テクノロジーで運営する大型の物流拠点からの宅配・配送サービスにより、顧客が買い物や家事に費やす時間を節約できるだけでなく、グリーンビーンズの商品やサービスを通じ、顧客が楽しく充実した時間を創り、暮らしを変えていくブランド。

◎ブランドコンセプト「買い物を変える。毎日を変える。」
家事の時間をもっと楽しく充実した時間に変えていくこと。日本で増加を続ける共働き、子育て世代等、毎日を忙しく過ごされている多くの人々を応援していきたいとしている。

◎ブランド名の由来
イオンが目指すヘルス&ウエルネスを実現することを切に願う名称。緑(グリーン)は「新鮮さ」、「健康」、「再生」を意味し、「平和」、「環境配慮」や「豊かさ」を象徴する。ビーンズ(豆)は豊かさと幸せの象徴であり、栄養や変化を表現。その2つのワードを組み合わせた。

●グリーンビーンズの3つの特徴~便利な「まとめ買い」を提案

(1)「Ease」 ~顧客が便利で、簡単に利用できる機能を提供
・使えば使うほどパーソナライズされるスムーズなUI/UXでストレスのない買い物体験が楽しめる。過去の購入履歴に基づきAIがおすすめ商品をクリック1つでカートインするスマートカート機能、お気に入りのレシピから必要な商品を簡単に選べる機能、優れた検索機能等により、幅広い商品の中から欲しい商品が簡単に探せる。

・購入する14日前から商品を選ぶことができ、自由に買い物を計画できる。

・朝7時から夜23時まで1時間単位の配送枠を用意し、配送直前に顧客へ配送予測時間をメールで通知する。

・6時30分から23時30分まで、カスタマーサービスセンターが顧客をサポートする。

(2)「Reliability」 ~顧客に信頼されるサービスを提供
・接客と品質管理の教育を受けた自社の専任スタッフ(デリバリークルー)による質の高い配送サービスを提供する。

・時間管理や温度管理に加え、Green Beans独自のラッピングにて、産地から顧客の玄関先に届けるまで途切れることなく温度管理を徹底することで、1週間鮮度保証の野菜を届ける。

・商品の品質を伝えるための品質保証期限、アレルゲン、栄養成分等の豊富な商品情報を伝える。

(3)「Choice」 ~顧客が買い物する時の選択を支援
・レシピ等のリッチコンテンツ、SNSによるコミュニケーションで顧客へ楽しい情報を発信していく。

・豊富な冷凍食品、大容量商品のほか、ご当地品等の独自性の高いグリーンビーンズならではの商品を揃える。AIによる売上予測と厳密な在庫管理により低い欠品率を実現する。

●サービス概要
URL:https://greenbeans.com/

画面イメージ
<スマートフォン・アプリ>

サービス提供エリア:以下から段階的に開始し、1年を目途に東京23区全域へ配送を拡大
<東京都>
新宿区・渋谷区・世田谷区・目黒区・中央区・千代田区・品川区・港区・大田区・江東区・江戸川区
<千葉県>
千葉市(稲毛区・中央区・花見川区・緑区・美浜区・若葉区)・習志野市・船橋市・市川市・浦安市・八千代市・四街道市
<神奈川県>
川崎市(麻生区・川崎区・幸区・高津区・多摩区・中原区・宮前区)
配送時間:朝7時から夜23時まで1時間単位

■事前登録特典
上記サービス提供予定エリアの顧客限定 事前登録でもれなくクーポン進呈!
「グリーンビーンズ」サービス発表を記念し、事前登録で初回利用時の購入金額から3,000円割引となるクーポンを進呈する。

詳細は以下URLから。登録無料。
<事前登録案内ページ> ※事前登録期間:2023年4月4日~5月31日まで
https://greenbeans.com/

●誉田CFC(顧客フルフィルメントセンター)のサステナブルな取り組み
イオンでは、2018年3月に「イオン脱炭素ビジョン」を策定し、2040年までに店舗で排出するCO2等を総量でゼロにすることを目指しており、再生可能エネルギーへの転換、省エネルギーの推進を進めている。今回稼働を開始する、最新のAIとロボットを駆使した誉田CFCでは、PPAモデル(※)により設置した太陽光発電システムで発電した電力を、運営に利用するとともに、大型蓄電池を設置することで再生可能エネルギーを最大限活用する。加えて、外部から調達する電力と合わせて再生可能エネルギー100%で運営する。

※PPAモデルとは、「Power Purchase Agreement(電力販売契約)モデル」の略で、PPA事業者が、電力需要家の敷地や 屋根等のスペースを借り太陽光発電システムを設置し、そこで発電した電力を電力需要家に販売する事業モデル。