NIPPON EXPRESSホールディングス㈱は3月30日、グループ会社の日本通運㈱が2023年4月1日より、国内航空貨物輸送における各種運賃・料金を改定すると発表した。

日本通運は不安定な国際情勢を起因とした燃油価格上昇をはじめ、原材料や人件費の高騰等、あらゆる費用の増加を吸収するため、効率化・省力化・生産性向上への取り組みなど様々な対策を講じてきたが、燃料費・原材料費の高止まりに加え、トラックドライバーの総労働時間の厳格化(2024年問題)によるドライバー不足の深刻化への懸念等、引き続き物流業界を取り巻く経営環境は非常に厳しい状況となっている。

このような状況のもと、安定的かつ良質な物流サービスの提供を継続していくため、今回国内利用航空運賃など届出運賃およびその他各種運賃・料金を改定した。

●改定内容
(A)第二種利用運送事業(航空・国内)
(1)届出運賃
 ・国内利用航空運賃・料金
 ・地上運送運賃・料金
 ・エクスプレスハイスピード運賃・料金
(2)その他、運賃・料金改定を行う商品
 ・特定信書便ビーエスピー1
 ・特定信書便ビーエスピー3
 ・プライバシーガード
 ・ビジネスセキュリティガード
 ・特定信書便プレミアム

(B)一般貨物自動車運送事業
 ・エコリサイクル便運賃・料金(届出運賃)
※商品により運賃・料金改定率は異なる

●実施日
2023年4月1日(土)受託分より適用開始