㈱カインズは1月20日、愛知県長久手市と「災害時における物資の供給等に関する協定」を締結したと発表した。

同協定は、長久手市とカインズが地震・風水害・その他災害時に被災住民等を救助するため、迅速かつ円滑に物資等の供給を行うことについて定めたもの。

カインズは、災害時に物資が必要になる場合、長久手市の要請に応じて、同社の物流拠点から作業シート、土のう袋、ウォータータンク、発電機、米、飲料水、即席カップ麺、毛布、タオル、紙おむつ、カセットコンロ、マスク、ティッシュペーパー等を供給するほか、長久手市近隣地域の店舗からも状況に応じて物資を供給し、避難生活をサポートする。

カインズは、2021年10月に策定した「くみまち構想」において、防災・災害対策を、日本の地域や暮らしが抱える様々な課題を分類した「くみまち15の共創価値領域」の1つとして位置付け、災害関連の協定を締結する等、全国の自治体と様々な取り組みを進めている。

今回の長久手市との協定締結により、カインズが全国の自治体等と締結する災害関連の協定数は219となる。

●「くみまち構想」について
創業以来、「商業を通して社会の発展に貢献する」ことを志に、それぞれの店舗が、それぞれの地域住民の暮らしに寄り添いながら事業活動を行っている、カインズならではの構想。店舗やそこで働くメンバー(従業員)がハブとなり、各地域における困りごとや関心、ニーズに丁寧に耳を傾け、暮らしに携わる様々なステークホルダーと協働/共創することで、人々が自立し、共に楽しみ、助け合える、“一人ひとりが主役になれる「まち」(≒地域社会)”の実現を目指すとしている。
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