フォロフライ㈱は1月31日、商社、物流企業、インフラ企業、銀行、VC等を引受先とした第三者割当増資により、累計11億円の資金調達を実施したと発表した。

同社はインフラテック企業として、今回調達した資金を同社車両導入企業へのサービス拡充と、移動におけるさらなるニーズに応える新車両やITシステム開発に活用していくとしている。

foloflyシリーズA資金調達引受先企業

●資金調達概要
累計調達金額:11億899万1,000円
調達方法:第三者割当増資
引受先(五十音順):SBSホールディングス㈱、ENEOSホールディングス(ENEOSイノベーションパートナーズ(合))、大阪ガス㈱、関西電力㈱((合)K4 Ventures)、㈱京都銀行(輝く未来応援ファンド3号forSDGs)、㈱滋賀銀行、日本ベンチャーキャピタル㈱(京大ベンチャーNVCC2号投資事業有限責任組合)、丸紅㈱
資金用途:導入企業へのサービスの拡充、新車両開発、車両管理システム開発、ITインフラシステム開発

●今後の展開
同社は2021年10月に国内初のファブレス生産によるEVトラックのナンバーを取得して以降、順調に受注・販売実績を重ね、2022年11月現在で北海道から沖縄まで幅広い顧客へ納車を行っている。今回の資金調達を活用し、今後も日本市場に合わせた車両開発、販売台数の拡大、運用車両のマネジメントまでを含めた脱炭素ソリューションの提供を行っていくとしている。