(一社)日本物流団体連合会は12月22日、第8回物流標準化調査小委員会(座長:東京女子大学 二村真理子教授)をオンラインで開催した。オブザーバーを含む計24名が出席した。

今回が小委員会として最終回となるが、二村座長の挨拶の後、同小委員会で行ってきたアンケート調査や討議を踏まえて取りまとめる「物流標準化調査小委員会における検討業務報告書」の概要と内容について事務局より説明がなされた。

その後、報告書の内容の中の「パレット循環スキームの素案」「循環スキームの普及に関する主要課題」「パレット標準化の進め方」を中心に委員による討論が行われ、委員から様々な意見が飛び交った。

今回の意見を踏まえ、座長、委員に確認の上、令和5年2月上旬を目処に最終報告書を取りまとめて公表する予定としている。

最後に二村座長による総括が行われ、1月19日に開催されるパレット標準化推進分科会で、同小委員会の調査結果を報告する予定と述べた。