㈱豊田自動織機は12月13日、英国の国際環境NGOのCDP(※)が主催する調査の「気候変動」部門で、温室効果ガス排出削減活動や気候変動緩和への対応等で特に優れた企業として、最高評価「Aリスト」に選定されたと発表した。

CDP気候変動2022 Aリストロゴ

同社グループは、持続可能な社会の構築により、地球と調和した豊かな暮らしの実現を目指して、2021年度から2025年度までの5年間の活動計画「第七次環境取り組みプラン」に基づき、取り組みを推進している。

今回のAリストへの選定は、以下の内容をはじめとした同社の気候変動に対する取り組みが総合的に評価されたものと考えている。

(1)社長をトップとした全社環境マネジメントシステムの構築により、環境面におけるガバナンスを強化し、製品開発および生産活動に伴う環境負荷低減を推進

(2)気候変動に関するリスクと機会への対応を重要な経営課題と認識し、CSR重要課題の1つとして取り組みを推進

(3)温室効果ガス排出量など環境データについて、第三者によるデータ検証を受審し、信頼性のある情報開示を実施

※企業や政府が温室効果ガスの排出量を削減し、水資源や森林を保護することを推進する国際的な非営利団体で、2000年に英国で発足。2022年度は680の機関投資家(運用資産規模130兆米ドル)や280の購買企業(調達規模6.4兆米ドル)を代表して、世界の主要企業に対して調査・評価を実施。

●第七次環境取り組みプラン詳細
https://www.toyota-shokki.co.jp/sustainability/environment/connection/index.html#connection04