(一社)日本物流団体連合会は9月8日、会員企業27社・1団体と共同で「令和4年度 物流業界インターンシップ」を開催した。令和4年8月24日に初日の合同説明会をWebで、8月29 日に大阪会場(梅田サウスホール)で、9月5日に東京会場(産業貿易センター浜松町館)で開催し、Web開催には約180名、大阪会場には40名、東京会場には113名で合計約333名の学生が参加した。

Web開催では、参加者全員を集めたオリエンテーションとして、物流連長谷川理事長の開会の挨拶、伊勢川事務局長による講演会を行い、その後は参加企業27社・1団体による業界研究セミナーを、7回線に分かれて30分ごとに実施し、全9クールを行った。学生は自由に企業ルームへ入室し、各会員企業・団体は学生に対して事業内容や強み等を説明した。また、会員企業の若手社員で構成される「物流いいとこみつけ隊」による学生の個別相談を受ける質問ルームや、「物流の魅力について」と題したパネルディスカッションを開催し、約90名の学生が視聴した。

実開催による大阪会場や東京会場では、特別イベントとして、伊勢川事務局長による講演会や学生との直接対話方式を取り入れたタウンホールミーティングを実施。大阪では参加した10社・1団体が、東京では21社・1団体がブースを設け、学生に対してプレゼンテーションを行い、学生は自由に興味のある企業ブースを訪問した。

今年度の会場開催も、入場前に全員の検温、手指の消毒、入退場管理はもちろん、透明シートやアクリル板等を使用し、新型コロナウィルス感染症対策を行うほか、会場内の三密を避けるため、学生の誘導や各ブースの定員を制限し、参加学生が一部企業に偏ることなく実施した。

今後、大阪地区では、14社が企業インターンシップの受入を予定しており、参加学生は希望訪問先へ9月7日から9月9日にかけて訪問する。東京地区では、28社が受け入れを予定しており、参加学生の企業訪問は9月13日から9月15日に実施する予定。

長谷川理事長による開会の挨拶
伊勢川事務局長による講演会
セミナー会場風景
みつけ隊によるパネルディスカッション
なんでも相談コーナー