㈱ZMPとNECキャピタルソリューション㈱は7月20日、物流支援ロボットのさらなる普及を目指して、無人フォークリフト(AGF)「CarriRo Fork(キャリロフォーク)」のサブスクリプションサービスにおける協業を開始すると発表した。

近年ワークライフバランスの観点や働き方改革関連法の順次施行により、労働時間の削減を目指した働き方改革が推進されている。業務特性上、長時間労働の傾向がある物流業界においても労働時間削減を目指した働き方改革は喫緊の課題となっており、労働環境の改善と業務の効率化(パレットの活用、倉庫内作業の自動化等)が求められている。両社はこれら物流業界全体の課題を解決するために、無人フォークリフトCarriRo Forkを顧客の利用シーンに合わせて柔軟に対応可能なサブスクリプションサービスの提供を開始する。

●協業の内容
本協業により両社は無人フォークリフト「CarriRo Fork」をより手軽に安心して利用できる環境を提供する。

●各社の役割
ZMP:CarriRo Forkに関する導入前診断・導入時のセットアップ・導入後の保守等それぞれのステップでお客様をサポートする各種サービスを提供する。
NECキャピタル:CarriRo Forkのレンタルプログラム(短期利用向け)および残価設定型リースプログラム(長期利用向け)を顧客へ提供する。

●本協業で提供するサブスクリプションサービス
(1)レンタルプログラム
NECキャピタルが在庫保有する機体を最低利用期間3か月から保守サポート込みで貸し出す。繁忙期における一時利用や実機を用いた自社現場環境での実証検証等、手軽に利用可能。

(2)残価設定型リースプログラム
リース期間満了時における機体の将来価値(残価)を設定し、残価を除いた価格に対しリース料を設定することで通常購入するよりお得に利用可能。また、リース期間満了時に、「返却」「買取」「リース継続」のオプション選択が可能。

●本サービスの対応機種
(1)レンタルプログラム
CarriRo Forkリーチタイプのほかに、CarriRo AD、CarriRo AD+(台車タイプ)、CarriRo AD+(パレットタイプ)の合計4機種を用意している。(随時、取扱機種を拡充する)

(2)残価設定型リースプログラム
CarriRoシリーズ全機種