ラピュタロボティクス㈱は6月22日より、自律走行型協働搬送ロボット「ラピュタPA-AMR(Autonomous Mobile Robot)」の新規顧客向けに「費用対効果保証プログラム」の提供を開始した。

同プログラムはAMR導入後の生産性に応じて月額のサブスクリプション費用が変わる、成果連動型の料金体系を採用。AMR導入後に期待した生産性を達成できなかった場合でも、支払金額が生産性に応じて下がることから費用対効果を担保しやすくなる。これにより倉庫の自動化・省人化のためにAMRに興味があっても、十分な費用対効果を創出できるか確信が持てない顧客や、投資が失敗した場合のリスクを懸念し、導入に踏み切ることができない顧客への導入障壁を下げることができると同社では見ている。

同社では、生産性に応じて支払金額が変わるようなサービスの提供が倉庫物流ロボティクス業界では本邦初の試みであり、サービスの提供者としては費用対効果保証を行うことは非常に挑戦的な取り組みではあるものの、数々の現場での稼働実績を踏まえ、AMRをより多くの人々に届けたいとの決意と自信をもって同プログラムを開始するに至った、としている。

●「費用対効果保証プログラム」
通常1台当たり10万円/月のサブスクリプション料金が生産性に応じて変動する。

●申し込みのステップ
(1)コンサルタントによる、お客様の状況や倉庫環境のヒアリング

(2)現場訪問による、倉庫環境や業務プロセスの確認

(3)ロボットシミュレーターによる想定生産性の確認

(4)プログラムへの発注

(5)詳細検討による、期待生産性などの条件の決定