㈱オープンロジは5月11日、危険物の保管・配送手配のニーズに対応するため、危険物(4類、液体石油ガス、エアゾール製品)の取り扱いが可能な倉庫会社と提携したと発表した。

近年、ECで販売される商品カテゴリの幅が広がり、同社も「アルコール液や化粧品等で、中身に危険物が含有している商品の保管・配送手配をしてほしい」という要望を受けており、一般的に販売されている消毒用のアルコール製品、タイヤやレザー用品のワックススプレー、接着剤の中には火災や爆発、中毒事故の原因となる物質を含有していて消防法上の危険物に該当する製品がある。そのような中、同社は危険物の含有量が火災や爆発のリスクが低い場合、一定数以下であれば取り扱いが可能なため、一部の危険物に該当する製品のみを小ロットで保管・管理・配送手配をしていた。

今回、さらなる需要の高まりを受けて危険物の取り扱いが可能な倉庫会社との新規提携をすることで、危険物に該当する幅広い商品の保管・配送手配が可能となった。

これまでもオープンロジでは、冷凍冷蔵倉庫や高度管理医療機器販売許可証を取得している倉庫等と新たに提携することで、取り扱い可能な商品の幅を増やしてきたが、今後もEC事業者の幅広いニーズに対応するため、提携倉庫の拡大と物流DXを推進している。