SGHグループの佐川急便(株)は、神奈川県横浜市に横浜緑営業所を移転し、5月1日より業務を開始した。
同施設は同グループで不動産事業を展開するSGリアルティ(株)がまちに調和した都市型配送センターとして竣工した。
●営業所概要
所在地:神奈川県横浜市瀬谷区目黒町35-1
集配区域:神奈川県横浜市(青葉区・緑区・都筑区一部地域)
営業所面積:10,260㎡(3,104坪)
従業員数:273人
車両台数:253台(軽車両含む)
(2022年4月28日現在)
横浜緑営業所の移転により、以下の効果が生まれる。
・増加するEC需要への対応として、個人宅向け荷物専用の仕分けスペースを設置。安定した高品質な配送サービスを提供。
・従来より施設規模を拡大し、出入庫する車両の導線を整備することで業務効率化を実現。働く従業員の労働環境改善にも寄与。
同施設は、佐川急便とこれまで多数の物流施設を手掛けたSGリアルティが共同で「ひと・まち・想いのながれを生み出し企業と地域をつなぐ配送センター」をコンセプトに、周辺環境との調和、地域の景観維持や建物の反射光に配慮した施設開発を行ったもの。エントランスには、来店客や従業員が木のぬくもりややすらぎを感じられるよう、佐川林業※が保有する国産杉材を使用し、脱炭素社会の実現に向けて取り組むSGHグループの姿勢を表現した。
※佐川林業
SGHグループの佐川林業は、永続的な木材資源の確保と自然環境の保全を目的に、自社で保有する森林の継続的な保全事業を行っている。