㈱寺岡精工は9月14日、中国における量産体制を強化し、海外事業のさらなる拡大を目指すため、同社グループの中国法人Shanghai Teraoka Electronic Co., Ltd.の第2工場を上海市に開設したと発表した。同工場は、主力包装機「PWシリーズ」、ラベルプリンタ「HC-800シリーズ」等の食品工場向け大型製品の生産を予定しており、2026年9月より本格稼働を開始する。

●海外事業拡大に向けた生産体制の強化
グローバル市場では「DIGI」ブランドとして事業を展開している同社グループは、日本、シンガポール、中国、イギリスの4か国に製造拠点を持ち、世界150カ国に販売・サービス網を展開している。現在、2030年に向けた成長戦略の一環として海外事業の拡大を進め、フードインダストリー市場におけるパッケージングソリューションの強化に取り組んでいる。
1993年にShanghai Teraoka Electronic Co., Ltd.が中国上海市に開設した第1工場に次いで、今回第2工場を開設することで、食品工場向け機器の量産体制を強化し、生産能力の拡大を図る。あわせて、中国国内をはじめ、日本を含む世界各国への製品供給を担う重要な生産拠点として、グローバル市場における安定供給体制を確立する。
●海外市場向け包装機、ラベルプリンタ等の生産を拡大
第2工場は、中国上海市にある金地威新産業(Viseen)が開発・運営するスマート産業パーク内、3号棟1階に位置する。現在稼働している第1工場から約3kmの場所にあるため、生産・物流面での連携を図りながら、効率的な生産体制を構築する。
稼働開始直後は、中国市場向けにラベルプリンタ「HC-800シリーズ」の生産を開始し、その後は包装機「PWシリーズ」等の生産へと順次拡大する予定。
包装機「PWシリーズ」は、ピロー包装機、トレーシーラ、MAP(ガス置換包装)包装機等を展開する包装機シリーズ。幅広いラインナップで様々な包装形態やライン構築に対応する。「HC-800」は、食品加工ライン向けの自動貼りサーマルラベルプリンタ。日本においてはコンビニエンスストア向けの食品工場で約8割の高いシェアを誇り、食品表示ラベルの発行・貼付作業を自動化し、生産現場の効率化に貢献する。


●工場概要
工場名:Shanghai Teraoka Electronic Co., Ltd. 第2工場
所在地:上海市金山区浜興路99号
操業開始:2026年9月
敷地面積:51,196.3㎡
延床面積:2,848㎡(工場面積2,465㎡ + 中間層事務所383㎡)
主な製造品目:PWシリーズ、HC-800シリーズ

