(一社)日本物流団体連合会(物流連)は7月24日、インドのサプライチェーンおよび物流管理の発展を牽引する専門家組織であるサプライチェーン・プロフェッショナルズ協会と、7月22日に両国間における物流・サプライチェーン分野の相乗効果(シナジー)の創出を目指し、戦略的業務提携に関する覚書(MoU)を締結したと発表した。

左より河田理事長、ASCP Anshuman氏

物流連にとって、今回の提携は初の海外物流団体とのパートナーシップで、デジタル変革(DX)、サステナビリティ、およびサプライチェーンの強靱化(レジリエンス)において日印両国の緊密な協働体制を構築する極めて重要な第一歩となるとしている。

調印式の様子

●MoUの主な目的と協働分野
両組織は、会員およびステークホルダー双方に有益な成果をもたらし、日印間の貿易拡大とサプライチェーン統合に寄与するため、以下の目標に向けて共同で取り組む。

①知識交換と研究協力の推進
デジタルトランスフォーメーション(DX)、環境持続可能性(サステナビリティ)、および業務レジリエンスの分野における知見やベストプラクティスの共有。

②人材育成・能力開発プログラムの実施
日本の「精密さ(Precision)」「おもてなし(Omotenashi)」「カイゼン(Kaizen)」の理念と、インドのダイナミックな経済成長およびインフラ開発を融合させた、共同イベントや物流分野の人材育成イニシアチブの推進。

③ビジネスネットワーキングと共同プロジェクトの促進
日印間の優れたサプライチェーン構築に向けたビジネス交流、投資機会、および共同プロジェクトの創出。

④長期的な政策提言とイノベーションの支援
両国における強靭で効率的、かつ持続可能な物流エコシステムの実現に向けた、長期的な政策提言活動および技術革新の支援。

調印式後の記念写真

●組織概要
組織名称:Association of Supply Chain Professionals(ASCP)
所在地: 11, Devchaya, Haji Ali, Tardeo Road, Tulsiwadi, Mumbai 400034 India
代表者: 事務局長 アンシュマン・ニール・バス(Mr Anshuman Neil Basu)
概要: 2017 年に設立された、サプライチェーンおよび物流管理の発展に捧げられたイ
ンド初の国内発足による非営利団体。ムンバイに本部を置き、カンファレンス
や表彰、研究、ネットワーキングを通じて、専門人材の知見共有や能力構築を
促進するダイナミックなプラットフォームを提供しています。