長瀬産業㈱とNIPPON EXPRESS ホールディングス㈱は12月16日、NXグループの日本通運㈱と共に、2025年12月8日にインド・ドレラ地区における半導体前工程向けの半導体材料の供給に関する取り組みに関する覚書を締結したと発表した。
同覚書は、インドにおいて幅広い事業展開と歴史を有する長瀬産業と、日本やインドをはじめグローバルで半導体物流を手がけるNXグループがパートナーシップを締結することで、インドにおける危険品を含む半導体材料の輸送・保管業務に関する知見を深化させることを目的としている。両社で連携し、急速に半導体工場への投資が進むドレラ地区において、半導体サプライチェーンの構築と現地顧客との関係強化を推進し、インド国内の半導体産業の発展に貢献していくとしている。

●長瀬産業の取り組み
長瀬産業は、中期経営計画「ACE 2.0」の成長ストーリーにおいて、「基盤」「注力」「育成」「改善」の4つの領域を掲げ、商社、製造、研究開発の各機能を軸に事業を展開している。
本件は、育成領域である「新規エリア(グローバルサウス)」にて今度成長が期待される半導体分野での事業拡大を目指すもの。
NAGASEグループは、1964年にインド現地法人・Nagase India Private Ltd.を開設以来60年の間、化学品、ライフサイエンス、樹脂、自動車、エレクトロニクス産業分野を中心に、インド国内の需要および国外向けソーシングの双方に対応した商社機能を軸に幅広く事業を展開し、ネットワークを構築してきた。2025年12月には、インド国内5つ目の拠点となるプネ支店を開設する等拠点拡大や人員増強を図っており、今後もインドの経済成長とともに地域社会や顧客のニーズに応える柔軟かつ機動的な事業展開を推進する。
◎参考リイース:Nagase India、インド・マハラシュトラ州プネに新支店を開設(2025年12月1日)
https://www.nagase.co.jp/assetfiles/uploads/20251201_PR_01.pdf
●NXグループの取り組み
NXグループは、「NXグループ経営計画2028」において、半導体を重点産業と位置付け、半導体に関連した物流の取り組みを加速させている。また、長期ビジョン「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」の実現に向け、インド市場を最重要拠点の1つとして、インド国内39都市に103の営業所と60の倉庫(総面積約4,499,000平方フィート)を展開し、在庫管理、検品、組立、輸出梱包、通関代理などEnd to Endの物流サービスを提供している。
インド半導体製造の重要拠点となるグジャラート州やアッサム州をはじめ、工場建設から装置搬入、量産開始後の製品物流に至る物流領域に関与し、インド政府と連携したインフラ整備をも推進している。さらに、専用物流センターや高機能車両への投資、人財育成に取り組み、関連企業のインド進出に貢献するため、活動を展開している。

