ラピュタロボティクス㈱は7月10日、すでに日本市場で複数社の採用が決定し、導入準備が進んでいる自動倉庫ソリューション「ラピュタASRS」の米国市場での販売を開始すると発表した。
同ソリューションは複数台のロボット同時制御AI・材質・工法が特長で、ビジネスの状況に合わせて簡単に増減床ができる柔軟性とピッキング作業の生産性と在庫保管効率の飛躍的な向上を提供する。
全世界的に物流業界では、人件費の高騰、離職率の高さ、迅速な注文処理の需要、在庫量の変動が課題となっており、米国もその例外ではなく、業界としてはそれらの課題に対応をしながら、サステイナブルで汎用的なビジネスを維持する必要がある。
同社はそれらの業界課題に対応するため、豊富な物流ロボティクスの経験を活かしてラピュタASRSを開発し、先行して日本で展開を進めており、今回アメリカでの販売開始を決定した。
同自動倉庫ソリューションは、大掛かりで導入のハードルが高い物流DXの分野で、柔軟で簡単に導入でき、既存の倉庫オペレーションにシームレスに統合することが可能。ダウンタイムを最小限に抑えながら投資対効果を最大化することができるとしている。
●自動倉庫「ラピュタASRS」の主な特長
①FRP(強化ガラス繊維プラスティック)のモジュラー構造により拡張柔軟性のある構造体
②圧倒的な生産性と保管効率 ー 最大10倍の生産性と2.5倍の保管効率(※)
※マニュアルピッキング(一般的な軽量棚の空間容積率13%、1時間あたり60行/人)との比較
③免振設計による堅牢性
④これまで培ったロボット技術としての群制御AIや自動バッテリ交換システム
●自動倉庫「ラピュタASRS」詳細
https://www.rapyuta-robotics.com/ja/solutions-asrs/