NIPPON EXPRESSホールディングス㈱は4月15日、NXグループのNXシンガポール㈱が3月27日に本社のトー・グアン・グローバル・ロジスティクスセンターで、シンガポール人材開発担当上級国務大臣のザキ・モハマド氏の来訪を受けたことを明らかにした。

ザキ・モハマド人材開発担当上級国務大臣(写真中央)、NXSAO小林社長(右から2番目)

視察の様子

NXシンガポールでは安全な労働環境や従業員の健康、業務効率化の促進に取り組んでいる。今回の来訪にあたり、NX南アジア・オセアニア㈱(NXSAO)の小林克人社長らが倉庫を案内し、AIカメラおよびテクノロジーテレマティクス(※)搭載のフォークリフトや自動仕分ロボットシステム(T-sort)の導入等、作業中の怪我を最小限にする取り組みを紹介した。

NXシンガポールは2023年に創立50周年を迎え、南アジア・オセアニア地域におけるハブ拠点として、長年にわたって顧客のサプライチェーンをサポートしてきた。

今後もNXグループは、安全・コンプライアンス・品質の変わらぬ価値観を土台に、グローバル・ネットワークのさらなる拡充を図り、世界中の顧客の物流ニーズに応えていくとしている。

※テレマティクス:自動車等の移動体に通信システムを搭載して、様々な情報サービスを提供すること。