ラピュタロボティクス㈱は1月26日、米国事業拡大のため、米国法人Rapyuta Robotics, Inc.を設立し、米国第1拠点としてシカゴに新オフィスを設立したと発表した。

米国法人設立を記念して、ヒト協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」のキャラクターデザインを一新した。

ラピュタロボティクスはこれまで、日本を拠点とし、全国各地の物流事業者に向けてラピュタPA-AMRの提案や導入を行ってきた。2019年より、国内市場シェア3年連続1位を獲得し、2022年度には、ピッキングアシストロボットの市場調査でトップシェアの49%を達成した(※)。

スペースの制約や高いサービス品質を求められる日本の物流倉庫で鍛え上げられ、日本一となったラピュタPA-AMRの高い群制御技術とカスタマーサクセスにより、海外市場でもユーザーに大きな価値を提供できる体制が整ったとして、新たに米国シカゴオフィスを新設することで米国全土における営業活動やオペレーションを加速させ、米国エリアにおける物流DXの推進に注力していくとしている。

※デロイト トーマツ ミック経済研究所㈱「サービスロボットソリューション市場展望 2022年度版」ピッキングアシストロボット市場シェア・推移 https://mic-r.co.jp/mr/02360/

●Rapyuta Robotics, Inc.オフィス所在地
Rapyuta Robotics, Inc.
935 National Parkway, Suite 935-45, Schaumburg, Illinois 60173

●米国シカゴオフィス、オープニングセレモニーの様子
2023年1月25日にオフィス設立を祝して、オープニングセレモニーを開催。セレモニーでは、在シカゴ日本国総領事館の田島総領事とSchaumburg市長のTom Dailly氏が、祝賀スピーチを述べた。参加した30名以上の物流事業関係者にはラピュタPA-AMRのデモを実施した。

●ラピュタPA-AMRの新キャラクターについて
米国法人設立を記念し、ラピュタPA-AMRのキャラクターを一新。同キャラクターは、ロボットのインターフェースの中で、ユーザーの動作に合わせて、動きや表情を変化させ、ユーザーへのガイダンスを行う。ロボットがユーザーにとって、より楽しく、身近で、使いやすいものになるように、デザインされたもの。