米国アレス・マネジメント・コーポレーション傘下の日本GLP㈱は10月2日、熊本県菊池市で延床面積1万8,119.86㎡の先進的物流施設「Marq熊本菊池」の竣工式を執り行った。なお、「Marq熊本菊池」には、セイノースーパーエクスプレス㈱の専用施設としての入居が決定している。

セイノースーパーエクスプレスは、同施設を温度管理が必要な製品を中心としたロジスティクス拠点として活用する予定。今回の入居にあたり、セイノースーパーエクスプレスには、「Marq熊本菊池」の圧倒的な立地の良さや、入居企業のニーズへ柔軟に対応する提案力、「Marqコンシェルジュ」による新たな荷主企業の紹介を行うソフトサービス等が評価されたと明らかにした。デベロッパーの枠組みを超え、荷主や物流事業者の課題解決にワンストップで挑むMarq独自のソフトサービスが、「物流業界の応援団」および「共創のパートナー」として業界内で高い支持と評価を獲得している。
「Marq熊本菊池」は同地域においてハイセキュリティを求める顧客ニーズに対応し、1社で占有的に施設を利用できる地上2階建てのボックス型施設。2層使いとすることで効率的な荷物の搬出入作業を可能にし、1階には片面バース、庫内に垂直搬送機と荷物用エレベータを設置し、入居企業の効率的な物流オペレーションをサポートする。さらに庫内には全館空調設備を設置することで、精密機器関連など温度管理が必要なニーズに対応している。また、従業員用の休憩スペースや豊富な駐車スペースを整備することで、従業員へ快適な就労環境を提供する。
Marq Logisticsは九州地域において、これまでに9棟の先進的物流施設を開発・運営している。今後福岡県においては、「Marq福岡ICプロジェクト」も順次竣工予定で、九州地域においてMarqが開発・運営する物流施設の延床面積は、同プロジェクトを合わせて合計約40万㎡に達する見込み。半導体関連企業をはじめとする多くの企業からの引き合いが続く中、地域経済の発展に伴い先進的な物流施設への需要が高まる九州地域において、今後も積極的な開発に取り組み、地域のさらなる成長に貢献することを目指していく。
●施設の立地
・JASM等の半導体関連工場まで10分圏内。
・新設される自動車専用道路大津熊本道路・大津西IC(仮称)から約2.8kmに立地。
・国道325号線沿いに位置し、熊本空港から約12km、九州縦貫自動車道・熊本ICから約15kmの距離にあり、九州全域をカバーする広域配送の拠点として優れた立地条件。
●施設の特長
・地上2階のボックス型施設。
・2層使いとすることで効率的な荷物の搬出入作業をサポート。
・1階には10tトラック19台分、4tトラック29台分が接車可能な片面バース、庫内に垂直搬送機2台と荷物用エレベータ2台を設置し、入居企業の効率的な物流オペレーションを実現。
・庫内には全館空調設備を設置し、精密機器等を取り扱うニーズに対応。
・従業員用の休憩スペースや給湯室、乗用車約100台分の駐車場スペースを整備し、快適な就労環境を提供。
●施設のサステナビリティへの取り組み
同施設では、以下の持続可能な開発・運営のための取り組みをしている。
・災害への対応:自立型インフラとして井戸水を利用。また、雨水処理用に浸透側溝を設置し、豪雨時の流水が急激に溢れるのを防ぐだけでなく、地下水脈をリチャージするための涵養システムとしても活用。貴重な地下水資源を「使う」だけでなく「育てる」循環型のサステナブルな施設作りを行う。
・省エネルギーへの対応:高断熱型の外壁パネルと屋根を採用。快適な庫内環境を維持し、空調負荷の低減に寄与。また、LED照明や人感センサ付き照明を採用することで省エネ対策を推進するほか、EV充電器の導入により入居企業の電動化をサポートするほか、CO2排出量の削減を推進。
・環境認証の取得:CASBEE Aランク、BELS6stars、ZEB Ready認証取得。
●施設概要
施設名:「Marq熊本菊池」
所在地:熊本県菊池市旭志川辺字下蛙石900-1外
敷地面積:18,972.70㎡
延床面積:18,119.86㎡
構造:地上2階建て、BOX型、耐震S造
着工:2025年7月
竣工:2026年9月末
認証取得:CASBEE Aランク、BELS6stars、ZEB Ready認証取得

