SGホールディングスグループでロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクス㈱(SGL)は8月1日、新たに大阪府茨木市を拠点とする「茨木SRC（佐川流通センター）※」を開設した。
同社はBCPの観点から南海トラフ地震を想定したリスクヘッジのため、内陸部で物流倉庫を展開したいというニーズの高まりを受け、大阪府の内陸部である茨木市内に開設すると共に、物流需要が特に高い関西中心部に拠点を設けることにより、荷主の複数拠点化の要望に対応するほか、東日本エリアと中四国・九州エリア間の輸送の中継地点としても活用することで、トラックドライバーの時間外労働時間の上限規制に伴う物流の2024年問題にも対応するとしている。
●茨木SRCの特徴
・物流波動への対応
近隣にはSGLの営業所が5拠点あり、拠点間での連携による在庫管理やレイバーコントロールによって顧客の繁閑に合わせた物流波動への対応が可能。
・BCP対策
浸水や地震による停電等の災害に備えて非常用発電機や防災センターが設置されているほか、断水時でも水が提供できる地下水供給設備や72時間非常用電源を追加利用できる燃料備蓄基地が設置されており、BCP対策としても利用できる。
●拠点概要
名称：茨木SRC
所在地：大阪府茨木市東野々宮町1番40号 GLP ALFALINK茨木1
面積（SGL借入分）：倉庫、バース2,439.37坪、事務所164.43坪
アクセス：阪急京都線茨木市駅から約3.2km、JR京都線茨木駅から約4.2km、近畿自動車道摂津北ICから約3.7km
※SRC（佐川流通センター）：佐川急便の営業所とSGLの物流倉庫が一体となった複合施設。
https://www.sagawa-logi.com/logistics/3pl/src/index.html
