㈱東京流通センター(TRC)は4月9日、2023年8月末竣工の物流ビルA棟(地上7階建・免震構造のマルチテナント型物流施設、最小約144坪~最大約4,000坪、延床面積約6万1,000坪)において、2023年12月にオープンしたモデルルームに、新たに以下の3つのコンテンツを導入し、リニューアルしたと発表した。

物流ビルA棟/外観

同モデルルームはリース区画を活用し、実際の倉庫区画に事務所を造作しており、倉庫+α(オフィス・ショールーム・メンテナンス拠点ほか)のマルチユース事例、ラストワンマイル拠点に適する都心部への良好なアクセス等が体験できるもの。

●物流ビルA棟モデルルームおよび新コンテンツについて
(1)モデルルームで「駅前立地の抜群のアクセス」・「倉庫+αのマルチユース」を体験
同社敷地は東京都心・羽田空港に近接、首都高速羽田線「平和島」出入口まで約1km・湾岸線「大井南」出入口まで約3km、また、JR浜松町駅から東京モノレールで10分の流通センター駅前に位置し、雇用優位性が高く、物流拠点として最適かつ希少な立地としている。その立地優位性に加えて、物流ビルA棟で利用可能な最小約144坪~標準約435坪の区画を用意しており、その区画内にオフィス・会議室等を造作した場合の利用イメージを体感できるとしている。

モデルルーム内会議室
バース倉庫

(2)新コンテンツ①:バースゾーンへのライン引き
モデルルーム区画内バースゾーンについて、以下の通りラインを3パターン引き、実際に搬出入車両を駐車・利用する際のイメージを視覚的に想起できるようリニューアルした。ラストワンマイル拠点として重要となる「車両の多数同時接車」を具体的にイメージできる。

倉庫部からのイメージ
車路からのイメージ

(3)新コンテンツ②:倉庫部へのラック設置
モデルルーム区画内倉庫部について、以下の通りラックを設置し、実際に倉庫として活用する際の動線や天井との位置関係等、利用イメージをより具体的に想起できるようリニューアルした。

また、ラック配置の倉庫部からバース部を見渡すことができ、物流ビルA棟の特徴である倉庫奥行きの浅さが実感できるとしている。

倉庫部へのラック設置

(4)新コンテンツ③:3D図面によるレイアウトシミュレーション
前述の現地区画での利用イメージ想起に加えて、3D図面を用いて計6パターンに及ぶ多様な倉庫利用の事例を紹介し、物流ビルA棟を利用する上でのメリットの1つでもある「倉庫+αのマルチユース」を、より具体的にシミュレーションすることが可能になったとしている。

2D図面の3D化イメージ(一例)

モデルルームでの紹介イメージ