大和ハウス工業㈱と日本貨物鉄道㈱(JR貨物)は3月13日、2024年4月1日より千葉市美浜区において大型マルチテナント型物流施設「DPL千葉レールゲート」(地上4階建て、総敷地面積:4万8,539.02㎡、総延床面積:11万3,915.48㎡)を着工すると発表した。

「DPL千葉レールゲート」イメージパース

今回開発する「DPL千葉レールゲート」は、「札幌貨物ターミナル駅」構内に立地する「DPL札幌レールゲート」に続く共同事業の第2弾となる。

同施設は東京都心から約30km圏内の大型マルチテナント型物流施設で、京葉道路・穴川ICより約3.5km、東関東自動車道・湾岸千葉ICより約5kmに位置しているため、複数の幹線道路にもアクセスしやすく広域配送にも適した立地としている。

また、各フロアに直接アクセスが可能な、らせん状のランプウェイ2基(ダブルランプウェイ)を採用する等、効率的な物流オペレーションを可能にした。併せて共用施設には保育施設やコンビニエンスストア等を設けることで、テナント企業の従業員が働きやすい環境を整備する。

広域地図
詳細地図

●建物概要
名称:「DPL千葉レールゲート」
所在地:千葉県千葉市美浜区新港32番11他
交通:京葉道路・穴川OCより約3.5km、東関東自動車道・湾岸千葉ICより約5km
敷地面積:4万8,539.02㎡(1万4,683.05坪)
建築面積:2万9,122.75㎡(8,809.63坪)
延床面積:11万3,915.48㎡(3万4,459.43坪)
賃貸面積:8万8,500.49㎡(2万6,771.39坪)(最大8テナント、1区画の面積5,922.63㎡から入居可能)
構造・規模:鉄骨造・耐震構造・地上4階建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:千葉貨物施設開発特定目的会社(大和ハウス工業㈱100%出資特定目的会社)
設計・施工:㈱淺沼組
着工日:2024年4月1日
竣工日:2025年9月16日(予定)
入居可能日:2025年9月17日(予定)

2024年3月13日に実施した地鎮祭で鍬入れを行う大和ハウス工業㈱ 執行役員 東京本店長の更科雅俊氏