SBSホールディングス㈱は10月6日、食品物流を展開するSBSゼンツウ㈱が10月4日に「市川コールドセンター」(千葉県市川市)の開所式を開催したと発表した。

「市川コールドセンター」
神事の様子

10月1日から稼働した同センターは、冷凍冷蔵の2温度帯に特化しており、WMS(倉庫管理システム)を使用した賞味期限含めた入出庫および在庫管理や、システムによる徹底した温度管理等の最新技術を組み合わせることにより、店舗仕分け、食料品EC、ギフトのセットアップ・包装・熨斗業務など多岐に渡る業務運営を効率的に遂行。2017年に開所した市川塩浜センター(千葉県市川市)との互換性による柔軟な業務対応が可能なため、物量の波動に合わせた人材の相互応援体制を実現している。

また、SDGs達成に向け積極的に取り組む同社では、環境配慮として全館LED照明を採用、屋上には太陽光パネルを設置し、庫内電力の一部を補うほか、2030年のフロン規制を見据えた自然冷媒の冷凍機を使用している。

●物件概要
名称:SBSゼンツウ市川コールドセンター
所在地:千葉県市川市加藤新田202番15
構造:地上4階 S造・耐火構造
敷地面積:1,300.01坪
延床面積:2,611坪(冷蔵530坪、冷凍1,889坪、他192坪)
温度帯:2温度帯(冷凍/冷蔵)