三井不動産(株)は4月21日、2012年のロジスティクス事業開始以降、国内外開発・運営施設物件数が合計53 物件、延床面積約420万㎡、累計投資額約7,000億円まで事業拡大したと発表した。

三井不動産ロジスティクス事業の開発・運営施設数、総延床面積の推移(各年度末時点)

また、同社は同事業において次の10年を見据え、以下の施策に取り込むことを明らかにした。
(1)2030年度に向けた三井不動産グループ脱炭素行動計画に基づき、太陽光発電設備の設置や非化石証書による電力のグリーン化、外部の環境認証取得を積極的に推進
(2)差別化のため、DX活用により入居テナントの配送や庫内の業務効率、従業員満足度を向上
(3)多様化するテナントニーズを受けて、データセンター、アーバン型倉庫、冷凍・冷蔵倉庫を積極的に展開
(4)同社基準の新型コロナウイルス感染対策に加え、IoT 技術の活用により更なる感染症対策を実施