日本パレットレンタル㈱(JPR)は1月26日、小林製薬㈱、Dr.ルルルン㈱、関光ロジNEXT㈱の各社と連携したモーダルシフト・共同輸送を、2025年12月1日から開始したと発表した。

同共同輸送は、モーダルシフトによるCO2排出量削減やトラック運転時間の削減をはじめ、各社の製品を混載することによる積載率の向上、最適なラウンド輸送ルートによる高い実車率を実現するもので、国土交通省より総合効率化計画として認定を受けている。

共同輸送の概要(国土交通省資料より)

●共同輸送の概要・特長
共同輸送を実施するのは、九州と四国、関東を繋ぐ海上輸送ルート。

関光ロジNEXTが全行程の輸送を行い、海上輸送はオーシャントランス㈱の北九州⇔徳島⇔東京航路を利用。

①高い積載率と14mトレーラの有効活用
小林製薬、Dr.ルルルンの四国発関東向けの輸送は、出荷ロットが20tトレーラ単位に纏まらないと、積載効率が上がらず輸送コストの面からも、海上輸送ができず陸送輸送を行わざるを得ないという課題があった。そこで、今回の取り組みでは、従来各社で手配していた陸送輸送分の輸送を14mセミトレーラに変更し混載することで、コストを抑えつつ海上輸送へシフトすることに成功している。

②輸送ルートのマッチングにより、実車率99.4%を実現、CO2排出量は20%低減、ドライバーの労働省力化65.9%
今回の取り組みでは、3社の輸送をマッチングし、物流拠点を効果的に回ることで、99.4%の高い実車率を実現できる。また、船舶へのモーダルシフトや輸送の効率化により個社単位での輸送と比較し、年間でCO2排出量が約29.5t(20%)低減する。併せて、長距離の陸送を海上へシフトすることで、ドライバーの年間の稼働時間が約843時間(65.9%)削減できると想定され、労働環境の改善効果も期待される。

③物流効率化法に基づく総合効率化計画認定
今回の取り組みは、国土交通省より総合効率化計画として認定を受けている。詳細は以下のURL参照。

◎物流効率化法の認定状況(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/content/001976167.pdf

◎物流効率化法に基づく総合効率化計画認定の制度について(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/bukkouhou.html#section-2