大塚グループの物流を担う大塚倉庫㈱は11月20日より、殺菌消毒剤等を製造・販売するヤクハン製薬㈱の全国物流を受託すると発表した。

同社によると、物流業界は慢性的な労働力不足という課題を抱えるほか、2025年4月に施行された物流総合効率化法(新物効法)への対応(※1)および、医薬品の流通過程の品質保証水準を定めたGDPガイドライン(※2)の準拠が求められており、さらに人々の健康と生活に欠かせない医薬品を災害等の発生時にも配送するためのBCP対策も徹底する必要があると指摘。そうした厳しい環境で荷主および物流事業者が様々な対応を迫られる中、サプライチェーンの全体最適化を図り、物流DXを推進しながら、医薬品の安定供給に取り組んできた同社の実績が評価され、今回の受託につながったとしている。

※1:新物効法の施行により、2025年4月1日から荷主・物流事業者には物流効率化の取り組みが努力義務として課された。
※2:Good Distribution Practice の略。医薬品の保管・輸送に関わる国際的な適正流通基準。