佐川急便㈱は2月19日、日本郵便㈱(JP)と、佐川急便で不在持ち戻りとなった荷物(※)を郵便局の窓口で受け取れるサービスを東京都をはじめとした一部エリアで実施しているが、2月25日から全国に拡大すると発表した。

これまで両社は、顧客の利便性向上を目指し、それぞれの顧客に合った受け取り方の促進に取り組んできたが、今回一部エリア(東京都、中国エリア、四国エリアおよび九州エリア)で行っていた受け取り拠点の共同化を全国に拡大することで、さらなる利便性向上を図る。

なお、今回の取り組みは、両社の限られた人的資源や施設を有効活用することで、再配達回数の抑止、CO2排出量の削減およびドライバー業務の効率化につながり、宅配サービスの持続可能性を高めることが可能となる。

●サービス概要
サービス開始日:2025年2月25日(火)
実施エリア:全国
受取可能郵便局:全1,052拠点(以下URL)
https://www.sg-hldgs.co.jp/newsrelease/images/24a90ba6efeba0c3123bc9afef3add5a3a5b8359.pdf

●運用スキーム

①不在で届けられなかった荷物(飛脚宅配便)を佐川急便営業所へ持ち戻り。
②荷受人が佐川急便の不在票等からWebサイト上で、受取場所として受取可能な郵便局を選択し、申し込み。
③佐川急便が当該郵便局へ荷物を持ち込み。
④荷受人は佐川急便からの通知に基づき、指定した郵便局窓口で受け取り。

※飛脚クール便、e-コレクトR、着払い、セーフティサービス(貴重品)等は対象外。