日本フルハーフ㈱は10月18日、2050年「カーボンニュートラル」実現への取り組みが、様々な分野で進む中、トラックを利用している物流業界においても環境経営に取り組む企業が増えており、トラックボデーのリーディングカンパニーとしてそのような顧客の「環境ニーズ」に応えるため、アルミニウムメーカーの日本軽金属グループと協力し、トラックボデー業界初となるリサイクルアルミニウムを用いて大型ウィングボデーの水平リサイクルを実現し、「グリーンボデー」を製造したと発表した。

「グリーンボデー」

「グリーンボデー」はウィングボデーの「サイドパネル」「アオリ」「リアドア」「ルーフ」等の大型部材をリサイクルアルミニウム100%で製造することで、ウィングボデー1台の製造におけるCO?2排出量の約8割を削減している。

従来の大型ウィングボデーではアルミニウム材料の製造工程にて1台あたり約9.2トンのCO2を排出していたが、リサイクルアルミにすることにより1.4トンのCO2排出にとどめることができ、7.8トンのCO2排出量の削減が実現したほか、今後のトラックボデーへのリサイクルアルミの使用については置き換え可能な部材から製品に採用できるよう検討を進めている。

●「グリーンボデー」の取り組み

日本フルハーフでは製造工程でのCO2削減はもちろんのこと、顧客に提供する製品やサービスにおいてもCO2排出量の削減を目指している。これからも顧客の要望を先取りし、先進的な製品とサービスを提供している。

●グリーンボデーの動画
https://www.youtube.com/watch?v=uwRo_vCz-M8