シェアリング倉庫サービス「WareX(ウェアエックス)」を提供するGaussy㈱は9月28日より、コンテナのデバンニングからAmazon、楽天市場等のECモールが運営する倉庫の納品までを一気通貫で提供する、ECモール販売事業者向け在庫保管サービスの提供を開始した。

●WareX ECモール在庫保管サービス
https://warex.ai/lp/ec-buffer/

WareX ECモール在庫保管サービスの概要

●ECモールの在庫管理について
Amazon、楽天市場等のECモールは集客・販売の仕組みが整っているため、中小規模の事業者が参入しやすい市場であり、各ECモールの販売額はそれぞれ年間数兆円規模となっており、現在も拡大を続けている。

ECモールで商品を販売する場合、FBA(フルフィルメント by Amazon)、RSL(楽天スーパーロジスティクス)といったECモールが運営する倉庫に商品を納品、ユーザーへの発送を含めてECモールに委託するのが一般的だが、これらのECモールは販売を開始しやすい一方で、納品前の作業が大変だという課題があったとしている。

作業例)
・コンテナのデバンニング
・シール貼り等の流通加工

また、ECモールの倉庫は在庫数が制限されていたり、一般の倉庫と比べて保管料が高めに設定されているといった理由で、在庫量の調整が難しいという運用上の課題もあるとしている。これらの課題を解決するため、今回WareXはモール型ECサイトに出店する事業者向けに「WareX ECモール在庫保管サービス」を開始した。

●ECモール在庫保管サービスの特徴
・FBA、RSL等と比べて保管料が安いので、在庫切れを避けつつ在庫を安価に保持できる。
・コンテナのデバンニングからECモールへの納品準備、輸送まで一気通貫でサービスを提供。EC事業者の運用負担が軽減。
・全国の倉庫から納品先に近い場所、港に近い場所といった、自社の物流戦略に合った倉庫拠点を選ぶことができる。

WareX ECモール在庫保管サービスの活用により、EC事業者の在庫保管に関する運用負担が軽減し、ECモールでの販売に注力できるようになるとしている。