ヤマト運輸㈱は8月9日、10月1日から全国約71万戸(2022年3月末時点)のUR賃貸住宅に居住する高齢者向けに、IoT電球を活用した「クロネコ見守りサービス ハローライト訪問プラン」の提供を開始すると発表した。

同社は2021年2月からIoT電球「ハローライト」を活用した見守りサービスを全国で提供し、高齢の親を持つ家族や不動産関連事業者、自治体等で導入されているほか、一部自治体では、ふるさと納税返礼品としても利用されている。

今回、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が公募した「高齢者向け見守りサービス提供に係る連携事業者」に採択され、7月4日に連携協定を締結。10月1日から同プランの提供を開始することとなった。

●取り組み概要
開始日:2022年10月1日(土)から申し込み開始(※)
対象者:全国約71万戸のUR賃貸住宅に居住する希望者(設置先がUR賃貸住宅であれば、本人・家族・親族・友人等、誰でも申し込み可能)
申し込み方法:UR都市機構の住まいセンター(全国27か所)またはサービスサイト
メリット
・近郊のUR都市機構の住まいセンターから簡単に申し込みが可能
・自宅の電球をIoT電球に取り替えるだけですぐに利用可能

●サービス概要
申し込んだUR賃貸住宅の居住者の自宅内にヤマト運輸スタッフがIoT電球「ハローライト」を設置する。ハローライトの点灯/消灯の動きが24時間ない場合、事前に指定した通知先(例:親族や知人)と同社ネコサポサービスセンターに異常検知の通知メールが自動配信される。居住者と連絡が取れない、または遠方等の理由で訪問できない場合、スタッフが居住者の自宅に代理訪問する。状況に応じて地域包括支援センター等に通報する。

●利用料金
月額1,078円(税込) 初期費用・追加費用0円

●サービスサイト
https://nekosapo-order2.kuronekoyamato.co.jp/mimamori.html

※一部のUR賃貸住宅でサービス開始時期が異なる場合あり。