特集「自動化物流・リアルトレンド～ロボティクス/IoT/ICT(1) 」
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総務省の統計によると日本の働き手の人口(20～64歳)は,2016年の7,089万人が,2020年には6,783万人と,約4%縮小する。これは1日あたり「2,125人」の働き手が減っていく計算になるそうだ。しかも「働き方改革」で労働時間そのものも減少する。となれば,今でさえ危機的といわれる物流現場の人手不足が,さらに厳しさを増していくことは,決定的と言えそうだ。
だから本誌は「自動化物流」のテーマに今年も注力する。今回は話題のピッキング支援搬送ロボットとピッキングロボットの内外技術事例を皮切りに,IoTの基盤をなすRFIDトレンドと将来ビジョン,気象情報活用のCPFRまで,先端リアル・トレンドを満載でお送りする。(編集部)

[MonotaRO]
自律搬送ロボット154台で生産性倍増
間接資材ECネットワークがさらに進化
●モノタロウ・笠間ディストリビューションセンター

[センコー/イオン]
飲料・酒類の積み替えをロボットで代替,
重労働の解消,省人化に効果
●野田第1PDセンター(イオン北関東RDC)

[ProMat2017レポート]
アメリカで加速する物流ロボット技術開発,
アマゾン越えに挑戦
●中小現場向けロボット台車と先端ロボットハンド

[RFID標準化とIoT]
サプライチェーン階層別RFIDのISO/JISが
物流IoT・見える化の基盤に
●JIS Z 066x原案作成委員会 大塚 裕分科会長(日本自動認識システム協会,オムロン)

[経済産業省]
コンビニ業界上げてRFID全面普及へ,
壁を突破し“電子タグ1,000億枚宣言”
●2025年に向けたロードマップを発表

[日本産業車両協会]
輸配送の結節空間・物流施設からIoTで全体最適化,
2030年ビジョンを提示
●高瀬健一郎 専務理事

[日本気象協会]
気象情報で商品の需要予測を高度化
製・販連携の実証実験で食品ロス削減
●CPFRにチャレンジ,AIも活用し有効性を実証

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[旬のマテリアルフロー148 ]
成田空港発着の貨物機で輸出入,
航空便ならではの高付加価値を提供
●日本貨物航空,日本物流資格士会

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[スペシャルインタビュー/ブリヂストン]
タイヤメーカーの王者が挑む,
グローバル・サプライチェーンの最適化
●ブリヂストン SCM管理部 多々良卯月部長

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[WATCH]
アジア・シームレス物流フォーラム2017,盛会裡に終了

[インタビューアカデミア8]
SCMの本質は情報共有とシェア,データ・アナリティクスで最適化
●東京海洋大学・久保幹雄教授×
日本マテリアルフロー研究センター・眞島良雄名誉所長

[統計調査REPORT]
物流17業種に関する調査で見えてきた
物流市場規模の推移と近未来予測
●矢野経済研究所

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<連載>
新連載[今だから語れる浅草演芸史～渥美清,萩本欽一,ビートたけし…みんなこの街が育てた]1
浅草で365日,笑いを毎日楽しめる
●浅草演芸ホール・東洋館 会長/松倉久幸

[フォークリフトの安全～安全活動の進め方]5
正しい知識を繰り返し学ぶ社内の安全教育
●物流技術研究会/丸山利明

[システムの眼Ⅱ]11
動機把握からプロジェクトの方針策定
●早稲田大学 名誉教授/高橋輝男

[5分で読める教養講座 33《 おススメ書籍》ひとくちガイド]
下り坂をそろそろと下る～あたらしい「この国のかたち」/
2020年 世界経済の勝者と敗者
●小泉事務所 代表/小泉 豊