フランスExotec SASの100%子会社Exotec NIHON㈱は12月6日、大手家電総合量販店の㈱ヨドバシカメラがExotec製自動ピッキングソリューション「Skypodシステム」の採用を決定し、同社の複数の倉庫施設に設置、運用するためのパートナーシップ契約を締結したと発表した。

「Skypodシステム」は12mの高さまで昇降する3次元立体走行自動搬送ロボットによって高密度保管を可能にする。さらに負荷の高い従業員の手作業を自動化し、倉庫業務全体を効率化することによってフルフィルメント時間の短縮を実現する。

今回の契約締結にあたり関係者のコメントは以下の通り。

●ヨドバシカメラ 代表取締役社長の藤沢和則氏のコメント
「Skypodシステムが実際に稼働している倉庫の様子をこの目で確認した上で、注文処理に対する応答スピードや、市場ニーズの変化に対して容易にシステムの拡張が可能な柔軟性が、ヨドバシカメラが求める倉庫の自動化と効率化に対する最適解であると判断し、採用することを決定しました。倉庫パフォーマンスの向上にむけ、Exotec には大きな期待を寄せています」

●Exotec SAS CEO 兼共同創立者のロマン・ムラン氏のコメント
「ヨドバシカメラに Exotec のソリューションをご採用いただいたことを大変嬉しく思います。日本は Exotec にとって重要な市場であり、日本での継続的な展開を目の当たりにし大変興奮しています。Exotec にとって、日本市場への最初の進出は2019年のユニクロとの取引でしたが、今回のヨドバシカメラとの新しいパートナーシップは、私たちのSkypodシステムがもたらす価値が日本市場でも認められたことを意味していると考えています。このパートナーシップによって、我々は日本を足掛かりの1つとしてグローバル展開をさらに加速させ、2025年に倉庫ロボティスク業界でトップに飛躍するという目標にまた一歩近づきました」

●EXOTEC NIHON 取締役社長の立脇竜氏
「ヨドバシカメラ様は実店舗に限らず、ウェブサイトでも商品購入のし易さや配送スピードの速さなどで消費者から高い支持を得ているeコマースの雄であり、複雑なオムニチャネル物流においても威力を発揮するSkypodシステムの利点を最大限に活かせると確信しています。我々は日本におけるお客様サポートを確固たるものにするために組織を強化しており、2023年末には100名まで人員を増強する予定です。今回のヨドバシカメラ様とのパートナーシップ契約では、その真価を大いに発揮し、一丸となって導入と運用を成功に導きます。また、世界戦略と照らし合わせ、2025年に日本市場において物流マテリアルハンドリング業界でのTop.5入りを実現すべくビジネスを拡大していく所存です」

●自動ピッキングソリューション「Skypod システム」
https://www.exotec.com/ja/skypod-%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0/