セイノーラストワンマイル㈱は4月7日、㈱イーグリッドとラストワンマイル領域におけるDX推進を目的とした合弁会社「ログライズ㈱」を設立し、4月1日より事業を開始したと発表した。
●ジョイントベンチャー設立の背景と目的
①ラストワンマイル領域のDX化を推進するプロダクトの開発とサービス提供
②担い手を起点とした業務設計による現場生産性の向上
③業界横断で活用可能な統合型配送管理プラットフォームの提供
セイノーラストワンマイルによると、EC市場の拡大に伴い宅配需要が増加する一方で、物流業界では配送を担うドライバーや配達員不足や多重下請け構造の常態化、業務の非効率性といった課題が深刻化していることに加え、既存のDXは荷主・元請視点に偏っており、現場で配送を行う担い手の業務実態に即した最適化が進んでいない状況と指摘。そうした課題を解決するためには、個社単位の取り組みではなく、業界全体の構造を変革するDXの推進が不可欠として、ログライズはラストワンマイルのDX化を促進するための中核的なデジタル基盤の構築を目指し、業界全体の生産性向上と持続可能性の実現に貢献していくとしている。
●サービスについて

ログライズは初期プロダクトとして、ラストワンマイル向け配送管理クラウドサービス「HaiMate(ハイメイト)」を開発・提供する。HaiMateは「AIを担い手の同僚に」というコンセプトのもと、担い手を中心に設計された配送管理サービス。宅配、ダイレクトメール、生鮮食品配送など多様な業務を統合的に管理し、AIがリアルタイムで業務を支援・自動化する。主な特徴は以下の通り。
・複数の配送業務を統合するUI/UX
・AIによる業務支援および判断補助
・担い手視点で設計された操作性
HaiMateは、セイノーラストワンマイルグループにおいて先行導入・実証を進めながら、実運用に基づいた改善を重ねていき、その後、業界全体への展開を進め、ラストワンマイル領域におけるDXの推進を目指す。同サービスは、2026年12月の提供開始を予定している。
●ログライズ㈱ 代表取締役社長 田中靖丈氏のコメント
私たちはセイノーラストワンマイルグループが持つ多様な配送現場の知見と、イーグリッドのAI駆動開発力を掛け合わせることで、ラストワンマイル領域のDXを加速していきます。現場起点で設計されたプロダクトを、高速かつ継続的に市場へ投入し続けることで、業界全体の生産性向上と持続可能な物流の実現に貢献してまいります。

